マニアだから中古車です

ドイツ車に限らず、中古車の魅力とは何か?やはり価格の安さに、他ならない。
一部の希少車、例えばフェラリーF40とか、発売直後のR35とかは除いて、中古車は新車より安い
消費税も、取得税も安い。(自動車税はエコカー減税があるから、中古の方が高いが。)
その上で、新車ではとても手が出ない車が、場合によってほとんど新車同然のコンディションで手に入る事もある。これが最大の魅力かもしれない。
価格が安ければ安いほどに、それなりのコンディションになるが、ユーザーが選択するとき、大幅に劣化した中古車を選ばなければ良いだけである。年数も経過し距離も乗っているが、状態が良くまだまだイケル車は探せばある。
最近、首都高を走っていると目に入る、某大手業者の看板を見るたびに「マニアだから中古車だよなあ・・・」「見栄をはるから中古車だよなあ・・・」と看板と逆のことを考えてしまう。
車に拘りがある人ほど、新車ではなく中古車を選択し、なおかつ一般的に手を出さないような車種に乗ろうとする、と思う。メルセデスならノーマルではなくAMG、BMWならアルピナとか。
その上で、中古車の方が新車より壊れるか?というと、そうでもない。良くメンテナンスされてきた中古車は、下手な新車より故障箇所が修理された後(いわゆる膿を出し切った後)ということも良くあって、ノントラブルで乗り続ける事も可能。それも含めて中古車は魅力があると思う。最近はコンピュータ化が進み、多くのワーニングランプがメーターパネルに設置されている。国産車に比べてどうしてもそれらのランプが「点灯」してしまう頻度は多い。ノンメンテナンスで乗り続ける事が出来るドイツ車は、新車を含めて存在しないので、ワーニングランプ点灯したら、とりあえず修理工場に入庫というスタイルが、中古車のドイツ車と交際していくマナーだと思う。