評価点4点の難しさ

当社も仕入はオートオークション(通称AA)で仕入れる事が多い。

フェルトヘルンハレを立ち上げる前は、ネットを含む様々な情報からAA会場で検査官が評価書を作成するので「安心」と書いてあることが多く、評価点4点はかなり良い点だと思っていた。
しかし、先輩諸氏は口をそろえて「一番難しい点数」と言う。それには下記の理由がある。

    ・AA会場によって、評価点の基準が違う
    ・検査官によって、更にぶれる

AA評価点については、ネットでも検索するとあちこち出てくるので興味がある方は参照されたいが、私見を書いてみると、

6点 ほぼ新車、走行1万km未満。かなり高い金額が付き、流れることが多い。滅多に出ない
5点 かなり新車に近い。「新古車」と言える。内装外装期間とも良好。一般的には5点が「満点」
4.5点 5点には届かないが、美麗・優秀な部類に入る個体で、加修がほとんど不要
4点 傷・汚れが内装外装にあり、ヤレを感じる箇所が散見されるなど。一番振れ幅(ぶれ)が大きい点数。
3.5点以下 何らかの加修が必要な、一般的な「中古車」。初年度登録から10年以上経過した車も該当。
0、Rなど 修復歴ある車両。但し修復の程度によっては4点以上の魅力がある車も散見される
・ (点数無し) 事故を起こしたまま出品されたもので現状販売。修理の仕方によっては状態が良くなる

結局、なるべくなら評価点4.5点以上の車を仕入れるのが、後々安心ということにつながる。実際はタマ数が少なく、仕入れるのもそれなりに困難なのだが・・・。